表題通りです。マキタ純正バッテリー(18V)を使用して、コンセントなしで電子機器を動かせたらいいなと思ったのがきっかけです。

     必要な部品は、

    ・DCDCコンバーター(降圧) 

    ・スイッチ

    ・ヒューズ

    ・電圧計

    ・バッテリーから電圧を取り出すための端子

    ・プラグジャック

    になります。あとは、筐体やネジ・半田などの消耗品を使用し、組み立てて完成です。

    さっそく、fuson360で設計していきます。

    まずはマキタバッテリーを作成
    製作したバッテリーをもとに、収まるホルダーを設計

    バッテリー、バッテリーホルダー、使用するDCDCコンバーターなどの部品類を3DCADで製作していきます。

    ちなみに、バッテリーから電圧を取り出すための端子は、所持していたネームタグ(SUS)を使用しました。(材質的に適正ではありませんが、ちょうど良いサイズ感だったので。)SUSは、電気抵抗が高めで、材質として固いので、バッテリーの端子を痛めます。なのですが、そもそもの使用頻度が少ないので、気にならないレベルだと判断しています。

    具材が揃ったので、これらをもとに筐体を作りました。

    全分解
    引き出しのみ組付け

    使用するバッテリーの大きさ的に、内部はスカスカになるため、引き出しも追加して設計しています。中身には、ヒューズやケーブルを収納予定です。

    ここまで出来たら、次は実際に3Dプリントです。

    3Dプリント完成品

    綺麗に造形できました。また材質は遅燃性のある物にしています。補強用のエンボスが多いですが、構造上弱い所と引き出し用のレールをあとから追加しているので、この形になっています。あとから見ると、引き出し開口部の上部分とかは、貧弱な設計になっているので改良の余地がありますね。上部に取り付けるパーツが蓋になるので、削除しても機能するはずです。

    出来上がった筐体をもとに、部品を組みつけていきます。

    部品を組み込み
    引き出し収納

    ここまできたら、実際に使用してみます。

    実際に使用

    これで完成です。18V→12Vになっています。(使用予定の機器が12Vのため)ちなみに、3Vまで降圧することが出来て、電圧表示計の下の凸棒から調整できます。電流は3A以下を想定してヒューズを取り付けており、カバーを開けずに外から交換できるように設計されています。

    【感想】

    ・電圧が可変するので、電圧の現在値には注意が必要ですが、使用感はよかったです。今回は、マークチューブプリンターを起動させました。

    ・苦労した点ですが、作業自体は特別難しいことは無かったのですが、

    プラグジャックの種類多すぎ!!どれ!?ってなりました・・・。(1敗)

    ではまた。


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